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2015年5月24日日曜日

【新刊案内】『町工場からアジアのグローバル企業へ―中小企業の海外進出戦略と支援策』

かつて共同研究をした大野泉さんが、興味深い本を出版されました。
『町工場からアジアのグローバル企業へ―中小企業の海外進出戦略と支援策』

・執筆者:大野泉(編著)、大野健一、領家誠、関智宏、森純一、村嶋美穂

本書は、ものづくり中小企業の東南アジア進出をテーマとし、次の3点を目的とし、アジアとの「ものづくりパートナーシップ」と「つながり力」をキーワードとして、共創時代の政策ビジョン、海外展開の選択肢、支援のあり方を事例を交えて論じたものです。大阪のシンクタンク、一般財団法人・アジア太平洋研究所(APIR)と政策研究大学院大学(GRIPS)の3年にわたる共同研究プロジェクトの研究成果です。

・ここ数年のものづくり中小企業の海外展開を紹介かつ分析すること。
・新しい国際化をふまえ、わが国のものづくりの将来ビジョンと具体的政策を提起すること。
・その実現のための中小企業支援のあり方を、国内の地方自治体や支援機関による事例、およびアジア現地での注目される取組を紹介しながら考察し、提言すること。

執筆者チームは、途上国の産業開発や経済協力の研究者、地方自治体で中小企業支援に長く携わっている実務者、中小企業経営を専門とし日本・タイ企業のビジネスマッチングに奔走している研究者、JICA専門家としてベトナム在住経験をもつ専門家です。

・目次は以下のとおりです。

<第1部:日本型ものづくりのアジア展開>
1章 ものづくり中小企業の海外進出 (大野健一)
2章 新段階を迎えた中小企業の海外展開支援 (大野泉)

<第2部:地域に根ざした海外進出支援>
3章 ものづくり中小企業の海外進出と地方自治体の役割 (領家誠)
4章 各産業集積地における中小企業の現状と海外展開の取組み (村嶋美穂)

<第3部:相手国との共創プロセス>
5章 ものづくり中小企業のタイ進出の実態と課題 (関智宏)
6章 ベトナムにおける工業人材育成の現状 (森純一)
7章 アジアとの「ものづくりパートナーシップ」に向けて (大野泉)


今後とも、ご指導・ご協力賜りたく、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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